硝子体手術について

硝子体手術について

主に網膜の病気を治すための手術です。そのために、目の中の硝子体(ゲル状のもの)を切除していき、病変にアプローチしていきます。病変部分の状態に応じて、手術の最後にガス(空気または、SF6ガス)を眼内に充填して終わることがあります。これは、硝子体手術を受ける上で、避けては通れない可能性です。ある程度は術前に予測はできますが、手術中の判断でどうしても入れなければならないことがありますので、ご了承ください。
もし、眼内にガスが充填されれば、1~2週間程度驚くほど見えにくいです。不安を感じることもあるかと思いますので、遠慮なくスタッフにご相談ください。

当院で硝子体手術が行われる主な疾患

硝子体出血(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症等)、網膜上膜、黄斑円孔、水晶体位置異常など比較的軽症の疾患です。

手術中の注意事項

麻酔は局所麻酔で行います。
手術時は医師が眼内の様子を顕微鏡下で確認しながら行っていきます。
手術時間に関しては、原因とされる疾患によって異なりますが、大体30分~1時間程度です。手術後30分程度の安静で帰宅できます。